和紙のタオルと聞いて、一体和紙をどのようにタオルにしているの?と聞いてみたくなります。
タオルのパイル糸の50%に和紙の糸を使用していて白く見える糸が和紙糸です。
これは和紙を2mmの細さにスリットして撚りをかけ、糸状にしたものです。
触った感じはまさに「紙」です。
この和紙糸を初めて紹介されたのは今から15年ほど前です。
和紙の糸を使ってタオルを作ったらどんなタオルができるのだろう。そんな好奇心から和紙タオルの企画を始めました。
日本文化を象徴する和紙を使うのだから和柄がいいと考え、3点ほど発売しましたが売行きはよくありませんでした。
その後、2013年に今治タオル組合がイタリアのミラノで展示会をする時に、和紙タオルをもう一度リニュアルして海外に発表することになりました。
デザインは敢えて和柄をやめて和モダンを意識したストライプとミックスに決まりました。
和紙の説明文にイタリア語の表記があるのはそのためです。
2013年1月ミラノのマチェフという展示会に出展し、独特の肌触りや吸水の良さで好評を博しました。
すぐに受注を受けたわけではありませんでしたが、徐々に問合せが増えていきました。
綿のタオルに比べて硬い感じがしますが、気に入られた方はこのタオルしか使わないという人もいます。
現在ヨーロッパ向けではドイツを主として販売されています。
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